【信仰心がなければ安心して生きていけない時代とか──だからこそ、あなたに伝えたい。千二百年の智慧を。】

RYOUSYOU
‐天明山不動堂‐
*「空海」は Kūkai と表記されます。尊称を含めると「Kōbō Daishi(弘法大師)」とも呼ばれます。彼は平安時代の僧侶で、真言宗の開祖として知られています。中国で密教を学び、それを日本に持ち帰って広めた人物です。彼の書道の才能も高く評価されていて、「三筆(さんぴつ)」の一人としても有名です。<嵯峨天皇・空海・橘逸勢(従五位下・但馬権守役人)>
「”宇宙と話す人”=空海の日常に生きる 智慧とは?」 ・心のよりどころを、いま ここに…。

空海の教えは、千二百年前から人々の心を照らし続けてきました。
未来を生きる(心身ともに)若い貴方にも──不安を希望に変える力がきっと見つかります。
“A Place for Your Heart, Here and Now.”
The wisdom of Kūkai has guided people for over 1,200 years.
Even in our uncertain times, it can give you strength and hope for tomorrow.
⁂「昭和の温もりを胸に、平成の息吹を感じながら、真言密教の光を次の世代と世界へ届けます。
ryousyou.net

<資料:平安時代絵巻物>
・背景:炎に包まれた京の町並み。煙が空を覆い、建物が崩れ落ちる様子が描かれています。 <平安初期>
・中央:空海が僧衣をまとい、錫杖(しゃくじょう)を持って静かに立つ。頭上には金色の光輪。
前景:骸骨のような人々が苦しみ、祈る子どもが空海を見上げてる。 <平安絵巻>
「心を照らす言葉が、ここにある。」
・空海の教えは、千二百年を超えて、
迷いや不安を生きる人々の心を支えてきました。
その智慧は、いまを生きる若者にも、
明日をひらく力を与えてくれます。 <空海:774~835年>
*“心を照らすメンタル師”=空海の魂の教えです!
”全ての生き物は仏性をもち全ての人間は貴賤にかかわらず平等で貴い”
(空海)
“All living beings possess Buddha-nature, and all humans are equally noble regardless of social status.” ( Kūkai )
………………………………………………………………………………………………………………………………………………
*なぜ、この現代に空海の教え?



・子どもたちの笑顔は花のように地に春を満たし、学ぶ声は梵音のごとく天心に響く…。

無限の願い!



・『自分を信じる』(=即身成仏の現代的解釈)
・『つながりを大切にする』(=縁起・大悲の心)
・『未来を切り開く』(=三密修行の実践を現代化)
” 空海の他の教えについても教えてください。”
・もちろんです!・空海(弘法大師)は、真言宗の開祖として知られ、仏教の教えを日本文化に深く根づかせた偉人です。彼の教えは、単なる宗教的な戒律にとどまらず、人生の智慧や心の在り方にまで及びます。ここでは、若者にも響くような空海の代表的な教えをやさしく紹介します👇
- 1.即身成仏・三密修行・密教哲学… 🌟即身成仏(そくしんじょうぶつ)って何、なに?
・「今の自分のままで仏になれる」という革命的な考え方!
昔の仏教では、仏になるには何度も生まれ変わって長い修行が必要とされていました。
でも空海は、「今この瞬間、この身体のままで仏になれる」と説いたんです。
つまり、「自分の中にすでに仏の性質(仏性)がある。それに気づけば、もう仏なんだよ」というメッセージ。
🎧 例えるなら… 「完璧になるまで待たなくていい。今の自分の中に、すでに光がある。それを信じて磨いていこう」って感じです。- 2. 🔺三密修行(さんみつしゅぎょう)ってどうやるの?
- 「身体・言葉・心」を使って仏とつながる方法のことです。
*三密とは:(魔のコロナ時代に頻繁に使用された”コロナ語”とは全くの無縁です!)
・身(しん):手で印を結ぶ(ポーズをとる)
・口(く):真言(マントラ)を唱える
・意(い):仏の姿や意味を心に思い描く
🧘♀️ これらを同時に行うことで、仏と一体になれるとされているんです。
🎮 例えるなら… 「ゲームで“変身モード”に入るための3つのボタンを同時に押す」みたいなもの。全部そろうと、仏モードに突入!
3. 🌌密教哲学ってどんな世界観なんですか?…
「・宇宙=・仏。自分=・宇宙。だから、・自分=・仏」
空海の密教では、仏は遠くにいる存在じゃなくて、宇宙そのもの。
その中心にいるのが「大日如来(だいにちにょらい)」という仏で、すべての命の源。
自分も宇宙の一部だから、仏と切り離された存在じゃない。むしろ、仏そのものなんだという考え方。
🪐 例えるなら… 「宇宙のWi-Fiにつながってるスマホみたいなもの。仏のネットワークに、みんなすでに接続済みなんですよ!」
* ”仏”になるとは=”大日如来”になる。大宇宙の主=仏様=”大日如来” の等式で覚えておくと良いです。 - A.十善戒(じゅうぜんかい)

・🌱空海の「十善戒」をやさしく言うと…、
- 不殺生(ふせっしょう)→ 生き物をむやみに傷つけない。 🌼「命はみんな大切。虫でも植物でも、思いやりを!。」
- 不妄語(ふもうご) → 嘘をつかない。 🗣️「正直ってかっこいいですね。そしてお互いの信頼感がそこから生まれるはずです。」
- 不偸盗(ふちゅうとう) → 盗みをしない。 👜「人の物は人のもの。借りるときはちゃんと許可をえましょう。」
- 不邪婬(ふじゃいん) → 相手を思いやらない恋愛はしない。 💞「好きって気持ち、大事。でも相手の心もちゃんと考えてあげましょう。」
- 不綺語(ふきご) → 無意味なおしゃべりをしない。 📱「SNSでの発信も、ちょっとだけ考えてからがいいかもしれません。」
- 不悪口(ふあっく) → 乱暴な言葉を使わない。 😤「言葉は刃にもなる。優しい言葉で世界は変わりますよ。」
- 不両舌(ふりょうぜつ) → 人の仲を裂くようなことを言ってはいけません。 👂「陰口より、応援の言葉をかけてみませんか。」
- 不慳貪(ふけんどん) → 欲張りすぎない。 🎁「“シェアする”って、心も豊かになる魔法です。」
- 不瞋恚(ふしんに) → 怒りに振り回されないように。 🔥「イラッとしたら、深呼吸です!冷静な自分ってかっこいいですよ。」
- 不邪見(ふじゃけん) → 間違った考えにとらわれないように。 🔍「自分の考えだけじゃなく、いろんな視点を持つといいですよ。」
*空海は、これらの教えを通して「自分の心を整えることが、世界をよくする第一歩だよ」と伝えています。ルールというより、“心のトレーニング”と思ってもらえるといいでしょう。
⁂ 私達の祖先・縄文人は”おたがいさま”(平仮名 ”六文字” )の精神を、一万年余前からズート大切にしながら、平和に、健康的に生活していました…。 その遺伝子が令和の新生児にも受つがれているはずです…。 が・・・!
⁂ 悲しく、とても残念なことに令和の、日本社会は、助け合うという精神よりも、”個人主義”が蔓延中ですね…。 自分さえ!、家族さえ、幸せならいい…。 世界一と言われた日本国民は…。(何処へ・・・)
*真言(しんごん)*
- 「真言は宇宙と人とを結ぶ響き」
- ・世の中がどんなに進化いたしましても、天然・自然の神巧威力にはけっして勝てません。
- 人がどんなに賢明であっても、宇宙の神秘を詳らかにし、未然を察知することは不可能でございます。
- ヒトに智恵の別はあれども、天地の大きさ・偉大さより之を見れば、いずれも五十歩百歩の差にすぎません。
- されば賢者と雖も誇るに足らず、愚者亦恐れるに及ばず、
- まさに智者必ずしも智ならず、愚もまた愚ならず、 でございます。
- また視点を変えて見ますと、「人がいかに小なり、愚なりと雖も、宇宙を学び、天地を解明し、未然を察しうる」こともできましょう。

*闇のなかに ひとすじの声
それは真言 宇宙の鼓動
*星々は応え 風は舞い
人の心に 光が満ちる
*身を整え 口に響かせ
意を澄ませば 空は開く
*我は宇宙 宇宙は我
真言の波に すべてが溶ける.
大日如来真言

・あらゆる生き物は仏性をもち、全ての人間は貴賤にかかわらず平等で貴い - Kūkai–
“All living beings possess Buddha-nature, and all humans are equally noble regardless of social status.”

< 平安時代の都は5大災害で無常観が… >
(参考文献:方丈記ー”行く川の流れは…)
空海の解く、十善戒とは、若者向けに優しく説くと?
もちろん!空海が説いた「十善戒」は、仏教の教えの中でもとても大切な“心のルール”です。若者向けにわかりやすく、やさしく言い換えるとこんな感じになります👇
🌱空海の「十善戒」をやさしく表現しますと…
- 不殺生(ふせっしょう) → 生き物をむやみに傷つけない。 🌼「命はみんな大切。虫でも植物でも、思いやりを持とう。」
- 不偸盗(ふちゅうとう) → 盗みをしない。 👜「人の物は人のもの。借りるときはちゃんと聞こう。」
- 不邪婬(ふじゃいん) → 相手を思いやらない恋愛や関係はしない。 💞「好きって気持ち、大事。でも相手の心も,ちゃんと考えよう。」
- 不妄語(ふもうご) → 嘘をつかない。 🗣️「正直ってかっこいい。信頼はそこから生まれるんですよね。」
- 不綺語(ふきご) → 無意味なおしゃべりをしない。 📱「SNSでの発信も、ちょっとだけ考えてからがいいですよ…。」
- 不悪口(ふあっく) → 乱暴な言葉を使わない。 😤「言葉は刃にもなる。優しい言葉で自分も世界も変わるんです。」
- 不両舌(ふりょうぜつ) → 人の仲を裂くようなことを言わない。 👂「陰口より、応援の言葉を…。」
- 不慳貪(ふけんどん) → 欲張りすぎない。 🎁「“シェアする”って、心も豊かになる魔法なのです!」
- 不瞋恚(ふしんに) → 怒りに振り回されない。 🔥「イラッとしたら、即、深呼吸。冷静な自分ってかっこ良すぎ。」
- 不邪見(ふじゃけん) → 間違った考えにとらわれない。 🔍「自分の考えだけじゃなく、いろんな視点を持とう。」
・空海は、これらの教えを通して「自分の心を整えることが、世界をよくする第一歩だよ」と伝えています。ルールというより、“心のトレーニング”と思ってもらえるといいかもしれません。
*気になる項目があれば、もっと詳しく掘り下げることもできますよ!
「空海の他の教えについても教えてください?」
・OKです! 空海(弘法大師)は、真言宗の開祖として知られ、仏教の教えを日本文化に深く根づかせた偉人です。彼の教えは、単なる宗教的な戒律にとどまらず、人生の智慧や心の在り方にまで及びます。ここでは、若者にも響くような空海の代表的な教えをやさしく紹介していきましよう。👇
🌟空海の代表的な教え(やさしく解説)
1. 即身成仏
「この身、このままで、仏になれる」
- 仏になるには特別な力や長い修行が必要と思われがちですが、空海は「今の自分のままで仏になれる可能性がある」と説きました。
- 自分の中にある“仏性”に気づき、それを磨くことで、誰でも悟りに近づけるという希望のある教えですね。
2. 三密(さんみつ)
「身・口・意(行動・言葉・心)を整える」
- 仏教では「行動」「言葉」「心」の3つを大切にします。
- 空海はこの三密を通じて、仏と一体になる修行を説きました。
- たとえば、優しい言葉を使う、思いやりのある行動をする、心を穏やかに保つ…それが仏に近づく道だと教えているんです。
3. 言葉の力
・「言葉はただの道具じゃない。宇宙の真理を映すもの」
- 空海は、音や文字に深い意味があると考えました。
- たとえば、鳥の鳴き声や風の音も、仏の声だと捉えるほど、自然や言葉に宿る“意味”を大切にしました。
- SNSや会話でも、言葉の選び方ひとつで人を癒すことも傷つけることもできる…そんな現代にも通じる教えです。
4. 十住心論
・「人の心は10段階に成長する」
- 空海は、人の心の成長を10段階に分けて説明しました。
- 最初は欲望に振り回される心から始まり、最終的には仏のような悟りの心に至るというもの。
- 自分の今の心の状態を知り、少しずつ成長していくことが大切だと説いています。
5. 名言から学ぶ空海の心
・空海は多くの名言も残しています。たとえば:
- 「仏法遥かに非ず、心中にして即ち近し」 → 仏の教えは遠くにあるものではなく、自分の心の中にある。
- 「人の短を道(い)うことなかれ、己の長を説くことなかれ」 → 他人の欠点を責めず、自分の良さをひけらかすな。
- 「物に定まれる性なし。人、何ぞ常に悪ならん」 → 人は変われる。悪人もいつか善人になれる。
空海の教えは、現代の悩みや迷いにもヒントをくれるものばかりです。「どう生きるか」「どう人と関わるか」「どう自分を磨くか」――そんな問いに、空海は静かに答えてくれます。空海の教えをやさしく解説:仏になるってどういうこと?
1. 🌟即身成仏って何?
「今の自分のままで仏になれる」という革命的な考え方!
- 昔の仏教では、仏になるには何度も生まれ変わって長い修行が必要とされていました。
- でも空海は、「今この瞬間、この身体のままで仏になれる」と説いたんです。
- つまり、「自分の中にすでに仏の性質(仏性)がある。それに気づけば、もう仏なんだよ」というメッセージ。
🎧 例えるなら… 「完璧になるまで待たなくていい。今の自分の中に、すでに光がある。それを信じて磨いていこう」って感じ!
-「この身このままで仏となれる」という言い回しは、真言宗開祖・空海の基本教理を説明する際によく使われます。しかし、これは空海自身の文章ではなく、彼が説いた「即身成仏」(この身のまま仏の悟りを開く)という教えを現代語で分かりやすく表現したものです。検索結果でも、空海は「この身このままで仏のさとりを開く『即身成仏』を説いた」と解説されており、ブログ記事などでは「誰しもがこの身このままで仏さまになれる」とキャッチフレーズ的に紹介されています。
-空海の著作『即身成仏義』などでは「身・口・意の三密を修することでこの身のまま仏と一体となる」と説かれていますが、「この身このままで仏となれる」という表現は見られません。したがって、当該フレーズは空海の著作からの直接引用ではなく、彼の教えの内容を端的にまとめた現代的な言い換えと考えるのが妥当です。-
2. 三密修行って?
「身体・言葉・心」を使って仏とつながる方法!
*三密とは?
- 身(しん):手で印を結ぶ(ポーズをとる)
- 口(く):真言(マントラ)を唱える
- 意(い):仏の姿や意味を心に思い描く
🧘♀️ これらを同時に行うことで、仏と一体になれるとされているんです。
🎮 例えるなら… 「ゲームで“変身モード”に入るための3つのボタンを同時に押す」みたいなもの。全部そろうと、仏モードに突入!
3. 🌌密教哲学ってどんな世界観?
「宇宙=仏。自分=宇宙。だから、自分=仏」
- 空海の密教では、仏は遠くにいる存在じゃなくて、宇宙そのもの。
- その中心にいるのが「大日如来(だいにちにょらい)」という仏で、すべての命の源。
- 自分も宇宙の一部だから、仏と切り離された存在じゃない。むしろ、仏そのものなんだという考え方。
🪐 例えるなら… 「宇宙のWi-Fiにつながってるスマホみたいなもの。仏のネットワークに、みんなすでに接続済み!」
💬:空海の教えは“今ここ”を生きる力になる
| 教え | やさしい意味 | 若者向けメッセージ |
|---|---|---|
| 即身成仏 | 今の自分のままで仏になれる | 自分を信じて、今を大切にしよう |
| 三密修行 | 身・口・意を整えて仏とつながる | 行動・言葉・心を意識してみよう |
| 密教哲学 | 宇宙と自分はつながっている=仏そのもの | 自分の中にある“光”を見つけよう |
・空海の教えは、自己肯定感や生きる意味を見つけるヒントにもなります。「完璧じゃなくてもいい」「今の自分でいい」って言ってくれる仏教って、ちょっと優しいと思いませんか?
もっと深く知りたいテーマがあれば、どんどん掘り下げていきましょう!
・曼荼羅の格調高いものをぜひ!
・こちらが格調高い曼荼羅の画像です。空海ゆかりの「両界曼荼羅」や、国宝「高雄曼荼羅」など、荘厳で深遠な美しさを持つ作品が揃っています。曼荼羅は、宇宙の構造や仏の世界を視覚的に表現したもので、見るだけで心が整うような力があります。
曼荼羅の世界に触れることで、空海が説いた「即身成仏」や「三密修行」の意味も、より深く感じられるかもしれません。”真言は宇宙と人とを結ぶ”
🕉️宇宙の中心に座す仏:大日如来像と真言の深奥
🔆大日如来とは何者でしょうか?
大日如来(だいにちにょらい)は、密教における根本仏であり、「宇宙の真理そのもの」を象徴する存在です。サンスクリット語では「マハーヴァイローチャナ(Mahāvairocana)」と呼ばれ、「大いなる光を放つ者」という意味を持ちます。
彼は、すべての仏の源であり、森羅万象を照らす太陽のような存在。 その姿は、他の如来像とは一線を画し、宝冠・瓔珞・臂釧などの装飾を身にまとった荘厳な王者の姿で表されます。これは、悟りの世界を統べる“王”としての象徴であり、仏教美術の中でも最も格調高い造形のひとつです。
🧘♂️両界曼荼羅における大日如来像
密教では、大日如来は「両界曼荼羅」の中心に位置します。
| 曼荼羅 | 中心の印相 | 象徴する世界 |
|---|---|---|
| 金剛界曼荼羅 | 智拳印(ちけんいん) | 智慧・理知の世界 |
| 胎蔵界曼荼羅 | 法界定印(ほっかいじょういん) | 慈悲・受容の世界 |
・この二つの曼荼羅は、智慧と慈悲の両面から悟りの構造を視覚化したものであり、大日如来はその中心で宇宙の調和を司っています。
🔮真言の響き:宇宙とつながる言霊
大日如来の真言は、密教修行の核心です。唱えることで、仏と一体となる「三密修行(身・口・意)」が完成し、即身成仏への道が開かれるとされます。
*金剛界の真言:
⁑オン バザラ ダト バン(Oṃ vajra-dhātu vaṃ)
<意味:金剛のように壊れない真 理が、すべての世界を成就させる。>
*胎蔵界の真言:
⁑オン ア ビ ラ ウン ケン ⁑ (Oṃ a vi ra hūṃ khaṃ)
<意味:宇宙の五大元素(地・水・火・風・空)を象徴し、心身の浄化と統一をもたらす。>
・これらの真言は、単なる言葉ではなく、宇宙の振動そのもの。声に出して唱えることで、内なる仏性が目覚め、心が静まり、世界との一体感が生まれます。
🌌まとめ:大日如来像と真言が導く“本質とのつながり”
⁂大日如来像は、目に見える宇宙の中心。真言は、耳に響く宇宙のリズム。この二つが合わさることで、私たちは「今ここ」にいながら、永遠の真理とつながることができるのです。
⁑若者にとっても、大日如来の教えは「自分を信じる力」「世界と調和する感覚」を育む大きなヒントになります。仏像を見つめ、真言を唱える――その瞬間、あなたの中にある“光”が静かに輝き始めるでしょう。
大日如来像は!
⁂大日如来像は、密教の中心仏である大日如来(だいにちにょらい)を表した荘厳な仏像で、宇宙の真理そのものを象徴しています。空海が伝えた真言密教では、金剛界と胎蔵界という二つの世界観に基づいて、それぞれ異なる姿で表現されます👇
🕉️大日如来像の種類と特徴
| 種類 | 印相(手の形) | 象徴するもの | 姿の特徴 |
|---|---|---|---|
| 金剛界大日如来 | 智拳印(ちけんいん)<br>右手で拳を作り、左手の人差し指を握る | 壊れない智慧(ダイヤモンドのような真理) | 宝冠・瓔珞などの装飾をまとい、王者のような威厳ある姿 |
| 胎蔵界大日如来 | 法界定印(ほっかいじょういん)<br>両手を重ねて膝の上に置く | 包み込む慈悲(母胎のような優しさ) | 蓮華座に座り、穏やかで静かな表情。柔らかく包容力のある雰囲気 |
🌟大日如来像の共通する美しさ
座り方(結跏趺坐):両足を組んで座る姿勢は、安定と集中を意味し、瞑想の理想形。
装飾の豊かさ:如来でありながら、菩薩のように宝冠やネックレスを身につけています。これは、宇宙の王としての象徴。
表情の深さ:静かでありながら、すべてを見通すような眼差し。見る者の心を映す鏡のようです。

・”仏様”とはお釈迦様でなく”大日如来様”のこと
⁂お釈迦様は”大日如来様”が姿を変えられた存在です⁂
⁂誰もが知ってる“不動明王”もまた、”大日如来様”が姿を変えられた存在⁂
⁂宇宙の中心にある“意識”—
・仏はそれを大日如来・と呼び、・神は天之御中主と呼んだ…。
名は違えど、光はひとつだ。言葉を変えると、ー
ー大宇宙は名を持たない…。仏教ではそれを“大日”と呼び、神道では“天の御中”と呼ぶ!
・どちらも、君の魂を目覚めさせるための同意語…ー
~ 大日如来=天之御中主神 ~
~ dainitinyorai=あめのみなかぬしのかみ ~
⁂ 光明真言 とは?
・光明真言は、密教の中心仏・大日如来に捧げる特別な真言で、心身の浄化や災い除け、開運などに広く用いられています…。
⁂『オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン』
・これはサンスクリット語の音をそのまま唱える「マントラ(真言)」で、音そのものに力があるとされます。
🧘♀️(イメージで理解)
・光明真言は、言葉の意味よりも「響き」に力があるとされますが、現代的なイメージで解釈すると:
- オン:宇宙の始まり、根源の音
- アボキャ ベイロシャノウ:大日如来への帰依
- マカボダラ マニ ハンドマ:智慧と慈悲の宝を得る祈り
- ジンバラ ハラバリタヤ:心の汚れを清める力
- ウン:真理とのつながりを象徴する音
✨ご利益?
- 心身の浄化
- 災難除け・厄除け
- 病気平癒・健康祈願
- 先祖供養・冥福祈願
- 精神安定・開運招福
🕉️唱え方のポイント
・一心に唱えることが大切(意味よりも集中)光明真言は、まるで“心のシャワー”のように、内側を清めてくれる祈りの言葉です。初心者でも気軽に始められる真言なので、日々の心のケアにもぴったりですよ。是非毎朝、東の太陽に向かい静かにお唱えしてください。そして様々な”不思議”を体感されてください。 ーRYOUSYOUー

⁂よく耳にする “阿字の国” って何❓

⊛空海 直筆 「阿」 の字⊛
⁑「阿字」は、サンスクリット語(古代インドの言葉)で最初の文字「a」のこと。日本語の「あ」、英語の「A」と同じように、すべての始まりを表す文字なんだよ。
でも、ただの「最初」じゃないのが面白いところ!
・密教ではどう考えるの?
・密教(みっきょう)っていう仏教の教えでは、「阿字」は宇宙のすべての根源(こんげん)を表す特別な文字とされてるの。つまり、「阿字」は生まれる前の世界=本当の始まりを象徴してるんだ。
・この考え方を「阿字本不生(あじ ほんぷしょう)」って言うよ。
- 「本不生」=「もともと生まれていない」
- だから、「死ぬこともない」=「永遠の世界」
ちょっと哲学っぽいけど、「阿字」は生まれたり死んだりする前の、変わらない本質を表してるってこと!
・どこで見られるの?
・お寺やお墓で「阿字」の梵字(ぼんじ)を見ることがあるよ。特に真言宗では、
- 位牌(いはい)や塔婆(とうば)に「阿字」が書かれてる
- これは「亡くなった人が本来の世界に戻った」って意味になるんだよ。
もし「阿字観(あじかん)」っていう瞑想法に興味があったら、それも「阿字」を使って心を静める方法なんだ。まるで、森の静けさに耳をすませるような感覚になれるんです。…🌲
⁑阿字の子が、阿字の故郷(ふるさと)立ち出でて、また立ち帰る、阿字の故郷…。
・全ての人の真の故郷が”阿字の国” です。
⁂ 私達、皆が ”同じ故郷” だったんですね…!やっぱりね。 ⁂
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【優雅と絶望が同居する、それが平安の京都だった。】
・「平安京は、生きながら地獄を歩く町だった!」 ~【五重の地獄‼】~
- 疫病地獄(天然痘・麻疹・赤痢)
- 飢饉地獄(冷害・不作・米不足)
- 戦乱地獄(平将門の乱など)
- 地震地獄(大地震による家屋崩壊)
- 火災地獄(木造都市の常なる大火)

【千年の都は、五つの地獄に呑まれていた】(優雅と絶望が同居する、それが平安の京都だった。) ⊛資料:鴨長明-“方丈記”<日本3大随筆>
・疫病に呻く者、飢えに泣く者、道に倒れ骸となる者。
わたしの眼前に広がるこの世は、まさに生きながらの地獄である。国家のための経文や、権門に仕える供養では救えぬ。
・わたしは山に入り、身を削り、真言をもって衆生の苦を担う。
「この身このままで仏となれる」──その道を示すために。
・見よ、この苦界を!
・この人々を、救いから遠ざけてはならぬ!
・仏は天上にあらず、衆生の涙の中にあるのだ…。≪人々を、庶民を救うNEW仏教を、 1日も早く “密教” を日本へ!≫
🚢空海と遣唐使船 <命を懸けた密教への旅>
🏯第16次遣唐使節団(804年)-奇跡の航海!!- <空海が動く!>
- 空海が渡唐したのは延暦23年(804年)、第16次遣唐使節団の一員として。(密教を日本に!)
- 当初、空海(第一船)は正式な遣唐使メンバーではなく、追加募集で留学僧として特例参加しました。 <奇跡①>
- 同じ船団には、天台宗の開祖・最澄(第二船)も‼<奇跡➋> 後の日本仏教を担う二人が同時に渡唐した奇跡的な旅でした。
🌊航海の困難:遭難と漂着

✍️しかし、御多分にもれず、行きに強烈な嵐の洗礼。船上で、空海は渾身の波切不動明王に祈祷を…、”己が波になれ!、風になれ!” 空海の死をも恐れない強力な祈りの成果か、人生最大の危機を突破‼また最澄様の乗船する第2船も、難破!そして後続の、第3~4船は空しく沈没、荒れ狂った海中に藻屑となってしまいました。(このような災難からか、当時、遣唐使は”命懸け!”と常に警告され続けていました。)

1「命を懸けた留学!」──現代との対比で訴える!
【・当時の留学先は中国(唐の時代)。飛行機で数時間の留学とは違う。彼らは粗末な木造船で羅針盤もない海を渡った。嵐に巻き込まれ、海賊に襲われ、帰れない者も出た。それでも、未来の日本のためにと、志を高くして旅立った。】
2. 「651人の小学校」──規模感で想像力を刺激したい!
【最大で651人。小学校ひとつ分の人々が、命を懸けて海を渡った。その中には、僧侶、医師、学生、通訳…まるで知の船団だった。】
3. 「帰れなかった者たち」──阿倍仲麻呂の詩で心を揺さぶりましょう!
【“天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも”──唐で出世した阿倍仲麻呂が詠んだ望郷の歌。彼は帰国を試みるも果たせず、異国で生涯を終えた。】
4. 「空海の漂着と筆の力」──知識が命を救った瞬間
【空海の船は漂流し、海賊と疑われた。だが、彼の書の技が人々を驚かせ、命を救った。知識は武器だった。】
・第16次遣唐使船の第一船難民(30余日を水のみで奇跡的に生存)
ー画:空海ー

🌊「この姿こそ、誇りの証。」
34日間、波に揉まれ、星に導かれ、命を削ってたどり着いた異国の浜。 衣は裂け、肌は焼け、言葉も通じぬ地に、彼らは立った。 その姿は、敗者ではない。 それは、知と志を背負った者の、誇りの形だ。 彼らは叫んでいる── 「我らこそ、日本の未来を拓く者。 みすぼらしく見えるか? ならば、目を凝らせ。 この傷と泥にこそ、本物の勇気が宿っている。」
・”誰か,国書を見かけなかったか!” 《使節団長≫
○空海は天皇の国書を紛失した使節団のために漢文で弁明文を代筆。
●その文才に感銘を受けた福州の役人・閻済美が、空海らを正式な国賓(遣唐使)として認めるよう命令しました!
- この一件で、空海の語学力と知性が高く評価され、唐の都・長安への道が開かれたのです。<奇跡➍>
- 🏯長安到着と密教の学び
- 空海は2400kmの陸路を経て長安に到着し、青龍寺の恵果和尚から密教の奥義を授かります。
- 恵果和尚は空海に「遍照金剛」の法号を授け、密教の正統継承者として認めました。
- 空海は曼荼羅、経典、仏具などを持ち帰り、日本密教の礎を築くことになります。2,000人~3,000人ともいわれる優秀な中国人のお弟子さん達の中からの密教伝承者選抜ではなく、恵果和尚様は、日本からの素晴らしく、優秀なリーダーが来るのを待っていましたと、最大の賛辞で迎い入れられました。
🧭まとめ:遣唐使船は“密教伝来”の起点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出港年 | 804年(延暦23年) |
| 船の数 | 4隻(空海は第1船) |
| 航海の結果 | 暴風雨で遭難、福建省に漂着 |
| 空海の役割 | 文書代筆で使節団を救う |
| 到着地 | 長安(現在の西安) |
| 学び | 恵果和尚から密教の伝授 |
| 帰国 | 806年、密教の正統継承者として帰国 |
この壮絶な旅は、空海の精神力・語学力・信仰心が試された瞬間でもありました。まさに「風と波を越えて、真理を求めた旅」 で終始、奇跡々の連続の旅でした。 <奇跡➎>

「日本からの素晴らしく、優秀なリーダーが来るのを待っていました!!」
<唐・青龍寺・恵果和尚>
🕉️空海は密教の第8祖
密教には、師から弟子へと教えを一子相伝で伝える「八祖(はっそ)」という継承の系譜があります。空海はその最後の第8祖として位置づけられています。
🔗密教の「伝持の八祖」系譜
| 祖の順番 | 名前 | 出身・役割 |
|---|---|---|
| 第1祖 | 龍猛菩薩(りゅうみょう) | インドの哲学者・密教の基礎を築く |
| 第2祖 | 龍智菩薩(りゅうち) | 密教理論の発展 |
| 第3祖 | 金剛智三蔵(こんごうち) | 密教を中国に伝える |
| 第4祖 | 不空三蔵(ふくう) | 密教の普及者 |
| 第5祖 | 善無畏三蔵(ぜんむい) | 大日経を翻訳 |
| 第6祖 | 一行阿闍梨(いちぎょう) | 実践的密教の整備 |
| 第7祖 | 恵果阿闍梨(けいか) | 空海の師、青龍寺の高僧 |
| 第8祖 | 弘法大師・空海 | 日本に密教を伝えた人物 |
📜806年の伝法潅頂
- 空海は唐の青龍寺で恵果和尚から密教の奥義を直接授かり、正式な継承者として認められました。
- この儀式を「伝法潅頂」と呼び、仏教界では非常に重要な意味を持ちます。
- 空海はこの時、「遍照金剛(へんじょうこんごう)」という密教名号を授かりました。
この継承により、空海は密教の正統な流れを受け継ぐ第8祖となり、日本に真言密教を根づかせる礎を築いたのです。
<奇跡⓺>/

* お疲れ様でした。ここでcoffeeでも…。 *
チョット歴史の裏側へご招待!
第16次遣唐使と空海・最澄の航海の真実
延暦23年(804年)、日本から唐へ向けて4隻の遣唐使船が出航しました。空海は第1船、最澄は第2船に乗っていたとされます。
- 第3・第4船は暴風雨により沈没または航行不能となり、死傷者も出たという記録があります。
- 空海の船は約30日間漂流し、唐の福州赤岸鎮に漂着。
- 最澄の船は50日以上漂流し、明州寧波(現在の寧波市)に到着したそうです。
このように、空海と最澄の船だけが唐に到達したというのは事実に基づいています。空海は漂着後、福州の役人に嘆願文を提出し、遣唐使としての正当性を認められました。その文才と精神力が高く評価され、長安への道が開かれたのです。
⁂ 作り話か?という疑念について!
・確かに「密教伝来のための美談」として語られることもありますが、空海の漂流や文書による交渉、そして恵果和尚からの密教伝授は、複数の史料に記録されており、歴史的事実としての裏付けがあります。
それにしても、空海と最澄という後の日本仏教の二大巨星が、同じ遣唐使船団に乗っていたというのは、まさに「仏縁の妙」ですね。嵐を越えて届いた教えが、今も私たちの心を照らしていると思うと…胸が熱くなります。
・『ところで、第16次遣唐使が派遣された延暦23年(804年)の時の天皇は、桓武天皇(かんむてんのう)です。
桓武天皇は、平安京への遷都を行ったことで知られ、政治改革や仏教の整理にも力を入れた人物ですね。』 天皇は日頃より中国・唐の国の役人たちが ”遣唐使にかぎらず、日本人は、体は小柄だし(倭人)、容姿はメチャクチャ(不細工)だし、ひどい人種だなあ!”と堂々と公言していることに、日頃から腹立たしく思っていました。
・そこで、第16次遣唐使からは、スラリ長身で、絶世の美男子だけを選りすぐって選考することとしました。当時の美形男子とは?実写物はもちろんございませんが、漂流後の空海さんの描かれた画を見ると、天皇の”強い心意気”が感じとれましょう! なにしろ(794)平安遷都された、御立派なお方でございます。
・平安京への遷都(794年)それまでの仏教勢力が強かった奈良(平城京)から、政治と宗教の分離を図るために新都・平安京へ遷都しました。
○これは「天皇親政」を実現するための大きな一歩でした。
・律令制度の再整備・
・中央集権体制の立て直しを図り、地方統治の強化にも取り組みました。
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ー蒙古大軍ー <最強クビライは東ヨーロッパまで制覇!>
⁂特に桓武天皇は軍事力の整備や地方官の監督強化など、後の武士台頭の基盤を築いたとも言われています👉《後の2度に渡る・元寇(15万の蒙古軍団襲来!)に勝利した陰の功績、 ”頑強な鎌倉武士”誕生の基礎力でした。》
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ー蒙古大軍ー <クビライは東ヨーロッパまで制覇!>
⁂日本への進軍の目的は? 火薬の原料”硫黄”が欲しくて、侵略か‼
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⁂🌊 空海と”蒙古大襲来” 🌊
◎文永・弘安の役(2度にわたる元寇)で日本は…!!。
① 自然:暴風(神風)の直撃!
・どちらの戦いでも、何故か蒙古軍の艦隊を襲う暴風雨が…!!。
蒙古襲来【文永の役(1274年)】
- ○🌊攻撃軍総数:約3万〜4万人○
- モンゴル兵:約8千
- 高麗兵:約7千
- 南宋降兵(捕虜兵):🌊約1.5万〜2万
- 艦船数:🌊約900隻
- 司令官:洪茶丘(こうさきゅう)
- 侵攻経路:
- 🌊高麗・合浦(現韓国釜山付近)を出港
- 🌊対馬 → 壱岐 → 博多湾に上陸
- 🌊(対馬・壱岐に上陸時、容赦なく男性を大虐殺、女性を人質に>!)
- <そして戦況:>
- 🌊上陸初日は日本武士団を圧倒するも夜襲・白兵戦で混乱
- 🌊翌日暴風に遭い撤退・壊滅状態に!
👉 第一次侵攻は試験的で、迅速な撤退戦に!《元軍》
⁂第8代執権北条時宗は蒙古(元)軍の再来襲に備え、ー① 防塁の築造② 九州地方の警備体制の強化。/ー現在も「元寇防塁」として史跡が残っています。/九州の御家人たちを博多・壱岐・対馬などに常駐させ、防衛軍として組織化しました(異国警固番役)。全国の武士に異国征伐の命(防衛出兵命令)を出して、軍事準備を進めました。
(日本への使者7名の首をハネタ幕府に逆上史上最強の蒙古軍が!)
ー7年後【弘安の役(1281年)】 蒙古大再襲来15万の大雪辱戦に‼ー
- 攻撃軍総数:約14万〜🌊15万人(🌊史上最大規模)
- 東路軍(高麗方面軍) 約4万〜5万
- モンゴル・高麗の混成部隊
- 江南軍(南宋方面軍) 約10万
- 南宋征服後の中国人水軍主体
- 東路軍(高麗方面軍) 約4万〜5万
- 艦船数:🌊約4,000隻 混成部隊: 🌊15万人軍団!
- 総司令官:洪茶丘、范文虎(はんぶんこ)
- 侵攻経路:
- 東路軍:朝鮮半島から対馬海峡経由
- 江南軍:華南から東シナ海を北上し合流予定
- 戦況:
- 🌊博多湾で上陸阻止、防塁と夜襲に苦戦
- 🌊7月末の**台風(神風)**で壊滅。
- 🌊壱岐・対馬沖で多くの船が沈没。
(🌊またもや、対馬・壱岐に上陸時、容赦なく男性を大虐殺、女性を盾に>‼)
👉 🌊東アジア史上最大の海上遠征軍が、自然と防衛線の前に敗退❕ ≪🌊また奇跡??≫
🏯 (🌊敵軍の実像🌊)
- **🌊兵士の多くが「征服された諸民族」**で、士気に差が大きかった。
- 🌊指揮系統の混乱・連携の遅れが敗北の大きな要因でした。
- 🌊日本の防塁・夜襲・地形戦への不慣れさも大きな敗因です。
―⁑🌊それが元寇(げんこう)における日本の勝因であり、 敵軍の敗因でもあった!ー
⁂いいえ違います!”日本国” の危機を救ったのは!





⚔️元寇の勝因は鎌倉武士の命を賭した戦いにあり!🌊
”🌊・異国十数万の大軍が押し寄せたとき、
日本を護ったのは、名もなき一人一人の武士たちの矢と心だった。” ⁂鎌倉武士(日本一と語られる)⁂ 「神風」は後に吹いた…。
しかし最初に吹いたのは―武士の魂の風である‼🌊
🌊歴史を正確に見ても、勝因の第一は「鎌倉武士の魂の戦い」にあり🌊。
🌊 天は風をもって守り、人は義をもって戦った‼🌊
🌊 ーRYOUSYOUが真っ先に思う勝因の第一位は‼
⇩
🌊 ”対馬と壱岐の地は、最初の戦の嵐に飲まれた‼”
*蒙古・高麗の兵どもは、村を焼き、男たちを切り捨て、老幼をも斬り、女性達を縛った…。
・捕らえられた者たちは、博多の戦場へ連れ出され、
戦場の最前に、矢面に立たされた!
・敵はその身(女性達)を「盾」にした。
生きた人の胸を、盾としたのだ…。
・矢をつがえる武士たちの手が、音を立てて震えた…。
目の前に立つのは、敵ではない。
同じ国の、同じ海で生まれた娘たちだ…。
彼女らの髪は潮に濡れ、唇は祈りの言葉で動いていた…。
『……すまぬ!』
一人の武士が、声なき声でつぶやいた。
『おまえたちの苦しみ、必ず天に届ける。
いま放つこの矢、我が祈りと思ってくれ…‼』
・風が止まった!
・矢が放たれた!
音は、海に消えた…!
その刹那——
武士も女も、敵も海も、
”すべてが”静まり返った…。
・戦とは何か…。
勇とは何か…。
・人の命とは、いったいどこまで穢されてよいものか?
あの日の浜に残ったのは、
潮騒と、祈りの声だけだった…。
・だがその祈りこそが、この国を護った…!
矢よりも、剣よりも強く…!
「人を思う心」が、風となり…、
やがて15万の元の大軍を悉く打ち砕いたのだ・・・。
・人は、どこまで人であり続けられるのか?
あの日、涙と祈りが天に届いたときー
海は大津波のごとく襲い掛かり、風が怒り狂った…‼・それを、後に人は”神風(かみかぜ)”と呼んだ…。
⁂この国を護ったのは、剣ではない…ー
人知れない祈りであり、熱い思いやりでありー、
ひとすじの涙だった…‼―🌊 人を思う心こそ、最も強い“武”である・・・ー
~《祈りの国、日本》~
ーRYOUSYOU の元寇章ー
⁂――祈りは、風となって還る――
文永の役、弘安の役。
二度にわたる異国の襲来。
そのたび、海は荒れ、天は裂けた。 海は、すべてを呑み込み、そして沈黙した。
血も涙も、祈りも、ひとつの波に溶けていった。
しかし——天は、その声を聴いていた。
祈りは風となり、風は雲を呼び、
雲は雷鳴を孕み、やがて嵐となった。
誰もが絶望したその夜、
海上を白き稲妻が走り、
轟音とともに、異国の艦をことごとく裂いた。
あれは偶然ではない!
あれは、この国の魂が呼んだ風!—
・神が人の祈りに応えた瞬間であった…。
🌊その時、諸国の不動明王、各地の御影、山寺の御正体、悉く分身して博多に集う‼ 🌊
・文永・弘安の 国難の夜、
・釜鳴りは 法鼓となり、湯気は 結界の雲となった。
・空海の教えは ひとすじの火 として 民の胸 に灯り、
・その火は 不動心 となって 武士の刃を 正した。
・そのとき――
諸国の不動明王、各地の御影、山寺の御正体、悉く分身して博多に集う。
倶利伽羅の剣は恐れを断ち、羂索は乱心を縛り、
怒りの相は慈悲のはたらきとなって、海の荒魂を鎮めた。
武士は斬り結び、民は鍋を炊き、祈る。
三密相応、天地人ひとつに和すとき、
外なる風はただの風、内なる火こそ勝ちを決する。
・神風は後に吹いた。
しかし最初に吹いたのは、不動の火より起こる武士の魂の風である。
・空海弘法大師の道は「この身このまま、仏と相応う」道。
ならば一膳の米も、一本の矢も、ひと声の念誦も、
みな国を護る密厳のはたらきとなる。
今日もまた、我らの胸のうちに不動の火を熾そう。
恐れを断ち、迷いを縛り、慈悲をもって立つために…。
⁂ ”奇跡ではなかった2度の元寇(国難)・天地人による護国!” の章 (了)
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“いいえいいえ、勝因?” 何か忘れていませんか ⁉ 昨今、大学入試”日本史”に頻繁に出題されてる…。 O~h! あれですね。 確かに!
・それは 1019年に突然 起こったあの、元寇に似たような”事件” です!
🔥刀伊の入寇(とい)—日本を初めて襲った外敵の影ー🔥
⁂ 西暦1019年、突如、九州北部の空が焼けた!
・“刀伊(とい)”と呼ばれる異民族(女真族というツングース系の遊牧民で、今の朝鮮半島北部あたりから現れた海賊軍)が、
突然、50隻の船団組、壱岐・対馬を襲い、島の村々を全て焼き掃い、島民を虐殺し、拉致し、現九州の大地を血で染めつくした—。壱岐の島守・藤原理忠(まさただ)が兵を率いて迎撃に向かうが全滅!
まさに「日本史上、初めての外敵来襲」である。だが、その侵略を博多で食い止めたのは、中央の貴族ではなく、一人の地方武士・大宰権師(藤原隆家)だった。
藤原隆家は、わずかな兵を率いて応戦し、博多への上陸を食い止め、逆に朝鮮の高麗の領地まで海賊軍を追い返した。 ー命を賭して異国の軍を退けたー…。
この戦いが、のちの「武士の世」の幕開けを告げたとも言われる。-この時、命懸けで戦ったのが関東・東北から九州にやって来ていた武士達だった。ー東国出身の武士達が藤原氏という貴族の指導の下で戦い、外敵を追い出した。ーそして、ここから”貴族”と”武士”が強く結びつき、 また貴族が”武家化”していったのです…。
⁂ それからおよそ250年後—
再び海の向こうから襲い来る外敵、「元寇(げんこう)」。
当時、最強軍団であった大モンゴル帝国の大軍が日本を飲み込もうとしたとき、
その背後には、かつての「刀伊の入寇」の記憶が、
日本人の魂の奥底に、警鐘のように響いていた…。 <勝因の1つにぜひ❢・・・>
“外敵に屈せぬ国魂(くにだま)”——それは、刀伊の夜に生まれた。
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⊛ その後、聡明にして偉大なる、桓武天皇は 長岡京建設では藤原種継を重用し、仏教勢力や反対派を政治の中枢から遠ざけました。
⁂これは 仏教 が政治に過度に関与していた奈良時代 への反省から来ています。
🛕なぜ?仏教整理をー「国家鎮護」の仏教では、民を救えない…!
⁂これは「国家鎮護」から「個人の救済」へと仏教の役割が変化する契機に. ・国を守る仏教 から悩める庶民一人ひとりを救う為の仏教(密教)へ‼
∼寺院の建設制限へ…!∼
⁑長岡京では仏教寺院の建立や移転を認めず、宗教の政治介入を防ぎました‼
新しい仏教(密教)の導入に寛容 ‼
*最澄や空海のような新しい仏教思想(天台宗・真言宗)には理解を示し、彼らの活動を支援しました‼

あっ!それで同時 遣唐使団 に!(RYOUSYOU.)
🌿空海と遣唐使:なぜ2年で帰国したのか?
・平安初期(9世紀) 当時の日本は唐の先進文化を学ぶため、国家事業として「遣唐使」を派遣していました。空海は第16次遣唐使の一員として、804年に唐へ渡ります。
・本来の任務:20年の長期留学 空海は「留学僧」として、20年間の滞在が予定されていました。しかし、彼はわずか2年で帰国します。これは当時の規定に反する行動でした。
・なぜ早期帰国? 空海は唐の密教僧・恵果から密教の奥義を短期間で集中的に授かり、すでに「伝法阿闍梨位(でんぽうあじゃりい)」という最高位の灌頂を受けていました。つまり、学ぶべきことをすべて吸収したと判断したのです!
◎余命わずかな恵果阿闍梨の一言が、空海の帰国を大いに急がせた!
・恵果は自国の近未来に、安史以後の政局不安と学派競合のなかで、宮廷密教の将来に“厚遇と反動”の両刃を読み取り、断絶リスクを避けるために両部の総伝を短期で空海へ付与し、日本という安定的後援を見込める舞台へ法灯を分散させた――この遠望が「空海指名」の核心であった。
・「真言密教の全てを伝授しました…。一日でも早く日本へ帰られて、この密教を広く伝えなさい…!」
🌿命令違反の帰国とその「罰」
・帰国後の状況(806年) 空海は朝廷の正式な許可を得ずに帰国したため、「命令違反」と見なされました。とはいえ、彼が持ち帰った密教の経典や曼荼羅、法具は非常に貴重で、朝廷も無視できません。
・罰の内容 空海は一時的に「禁足(きんそく)」のような処分を受け、京都の東寺などへの出入りが制限されました。しかし、彼の学識と人格が認められ、後に嵯峨天皇の庇護を受けて東寺を託されるなど、名誉ある地位へと復帰します。
- 「命令違反」=悪ではない:空海の行動は規則に反していたが、目的達成と国益のためだった。
- 「罰」=一時的な制限:空海は処分を受けたが、その後の活躍で信頼を取り戻した。
- 「学びの本質」:空海は形式よりも実質を重視し、必要な知識を得たらすぐに行動した。

・🍃空海・帰国後の三大逸話(おそらく皆様も御存じでしょう…?)
・🍃空海・帰国後の三大逸話。
① 密教を日本に広める(高雄山寺での教化)
・帰国後、空海は京都の高雄山寺で密教の教えを説き始めました。弟子たちに「三密修行」や「即身成仏」の思想を伝え、日本に真言密教を根づかせる礎を築きました。 逸話の意義:形式よりも“心と行”を重んじる教えが、庶民にも深く浸透していきます。
② 早咲きの桜を咲かせる(祈りの奇跡)
・ある春、嵯峨天皇が「この桜はまだ咲かぬのか」と問うと、空海は静かに祈りを捧げ、桜がその場で咲いたと伝えられています。 逸話の意義:自然と心が通じるという密教的な世界観を象徴する奇跡です。
③ 旱魃を救う雨施法(竜王への祈祷)
・深刻な旱魃(かんばつ)に苦しむ民のため、空海は川辺で竜王に祈りを捧げ、雨を降らせたとされます。 逸話の意義:祈りが自然を動かす力を持つという信仰と、空海の慈悲心が表れています。
⁂これらの逸話は、単なる伝説ではなく、空海が「人々の苦しみに寄り添い、智慧と祈りで救おうとした」姿を映す鏡のようなものです。
「・命はみんな貴い! だから備えることも祈りの一つ‼」
⁂地震対策ー
ー空海の地震対策ー

ー・地震におびえる平安時代の絵巻物風の画 *ー
・災害の前ぶれのような空。地面が割れ、建物が崩れそうになっている。
・おじいさん、子ども、役人…みんなびっくりして、どうしていいかわからない様子。
・家の中でも安全じゃない。屋根が落ちそうで、女性たちは柱につかまってる。
・そんな中、空海は静かに祈っている。みんなの心を落ち着けようとしているんです。
・空海の姿は、まるで「揺れる時代の中で、心を支える柱」のようです。
・「地は揺れても、心は揺らすな。祈りは、揺れる世界を照らす光となる。」
【害の前ぶれのような空。地面が割れ、建物が崩れそうになて災害の前ぶれのような空。地面が割れ、建「この地は、揺れる。だからこそ、私たちは心を整える。空海の教えは、地震の国に生きる私たちへの贈り物なのかもしれません。」からこそ、私たちは心を整える。空海の教えは、地震の生きる私たちへの贈り物なのかも
*秘法*
・南海トラフ巨大地震…想定死者29万8千人の地震が、30年以内に80%程度の確率で生じるのを修正。(R7.9.28日本政府)・
⁂ー<天明山不動堂の秘法を公開>ー⁂
⁂身体保全法
(身に迫りくる危機を避ける方法)
How to avoid a looming crisis.
・・さて、皆さんは動物は天変地異を察知する能力を持つと言われていることはご存知でしょう。
・人間も生き物です。実は私達も“身に迫りくる危機を察する”能力を備えているのです。ぜひ覚えておかれるとよろしいでしょう。(旅先で是非とも活用すると良いでしょう)

月夜の静かな海岸線 !
⁂月光が穏やかな波と砂浜を銀色に染め、星々が静かに見守るように輝いています…。
まるで時間が止まったような静寂の中、遠くに浮かぶ漁船が物語を秘めているようにも感じられます。
******「身体保全法」*******
(「天明山不動堂」に伝授される文献による)******
・この法は古来よりある所なれども、人多く之 を知らず。・「身体保全法」は別に器械を用いるにも非ず。又 薬餌を服するにも非ず。
自身の手を以って、自身の脈度を測り、其平均を得るとことあるを知るものとする。
- 自身の手を以って、自身の脈度を測り、其平均を得るときは無難なることを知り其常度を 失うときは一昼夜間に生命に関することあるを知るものとする。
- その法はー”まず左手を以って左右の奥歯の下にある動脈を外より診するに、その脈拍は指頭に感じて波動を覚ゆべし、然る後、右の手を以って左の手の脈を診し、心静に之を試みるに、左右奥歯の下なる脈と左手の脈と三所の波動平均を得る。・ 之を三脈の大事と謂う。 是れ無事安穏を示すものなり。

←左手を以って左右の奥歯の下にある動脈を外より診するに、その脈拍は指頭に感じて波動を覚ゆべし、然る後、右の手で以って左の手親指下の脈を診して、脈の乱れを検診
・凡そ人身全体の脈は血液の運行に従いて動くものにして、頂より踝(くるぶし)に到るまで緩急あることなし。故に身体に障りなきときは脈は何れも同じ度数の波動を為し、彼れに強く此れに弱きの異状を来たさざるものなり。 若し横死等の変あらんには、第一に脈度に変兆を呈し、脈は自ら運動して、手は手、足は足と殊別の鼓動を起こすが故に、前の三脈を試むるときは奥歯の下と左手の脈とは常度 を違え彼此別々の波動を為すものなり。これ身命をも失うべき大難の前兆たるを知るべし。この兆候は凡そ一昼夜前に現れるものなれば、既に兆候を知らば、速やかに避難の方法を行うべきなり。ーーー
・では、 実際に体験されました外科医の実話をご紹介いたしましょう… 。

・隠医(いんい) (戦国時代に武士の中から現れた刀傷の治療を専門とする外科医)
《・過去における実際にあった事実について紹介いたします≫
<「身体保全法」は別に器械を用いるにも非ず。又薬餌を服するにも非ず。自身の手を以って、自身の脈度を測り、其平均を得るときは無難なることを知り、其常度を 失うときは一昼夜間に生命に関することあるを知るものとす。>
- この法は何れの世(時代に)、何人(誰)の発明に係るか未だ詳らかならずといえども、昔、隠医(いんい)(戦国時代に武士の中から現れた刀傷の治療を専門とする外科医)あり。
- 常に此の法(「身体保全法」)を以って人に授け陰徳(いんとく)(人に知られないように秘かにする善行)を施すことを好みたりと云えば、此の人の発明なるか 或いは他(知人)よりうけたるかは知るに由しなしと雖も、此の医(この医者)の実験する所によれば・・・、
- ・此の医者が以前に旅をして、相模の海浜に一宿し、将に床に就かんとするに先立ち、此の法を試みるに、脈の乱れ有れば、これを怪しみ、お供の従僕達の脈をも診ずる。(調べてみる)に、やはり自分と同様なれば愈々驚き、旅店の主人やその宿の家族等にも脈を調べてもらったら(試みるに)何れも変動甚だしければ、是を容易の事に非ずと思い、窓を開けば、月光昼の如く。ー ・海上波静かにして異変の生ずべきとも 思われず。ー されども、此の方法に誤りなきことを信ずるが故に、急に行李(手荷物)を整えー 従僕 と共に旅店を出つ”れば、旅店主人以下も跡より就き従う。 ・村後の山に登ることおよそ四十五町...ここに於いて再び脈を検するに、皆平穏に復せしかば(脈が平常に戻っていたので)、やや安心して休息せしに。 突然、海中忽ち激浪を起こし(海水が大きく盛り上がって)、津波大いに来たりて、海浜の人家を漂はし(あっと言う間に)、 旅店(海岸の旅館)も 亦片影を留めざりし(跡形もなく消え失せてしまった)と。 すなわち此の方法(「身体保全法」を)知っていた)の為めに身命を全うせしに(命拾いをしたと)感じ、その後も爾来益々怠らずして、此の法を行いたりと云 う。―
<追伸:ここで紹介いたしました内容を詳しく検証いたしましたら、江戸時代後期の嘉永7年11月4日(1854年12月23日)に発生した東海地震で、昨今話題になっています“南海トラフ巨大地震”の一つとされました「安政南海地震」とともに“安政地震または安政大地震”と総称されております。この地震は嘉永年間に起きましたが、この天変地異や前年のペリーの黒船来航を期に改元されまして歴史年表上では安政元年であることから上記のように“安政”を冠して呼ばれています。当時は“寅の大変”(トラのたいへん)とも呼ばれました。
(江戸時代には南海トラフ沿いを震源とする巨大地震として、この他に宝永4年(1707年)に宝永地震があります。上記の安政地震はこの「宝永地震の後始末地震」であった可能性が考えられています。147年の周期は南海トラフ沿いの巨大地震としては短い部類であるとの見方もあります。現代は、1854年から171年ほど経過いたしました。近年さかんに話題にされている理由が理解できるでしょう…。)
⁂善男善女の皆さん…! この文中の主人公である、隠医(いんい)(戦国時代に武士の中から現れた刀傷の治療を専門とする外科医)はおそらく自身の発想、発見ではなかったのでは? と思われた方も多いことでしょう。 実は RYOUSYOU まったくの同感でした! ⁂空海:お大師様は、密教(NEW仏教)の実践を通じて「仏と一体となる」ことを目指し、身体・言葉・心の三密を調和させることで、現世利益(げんぜりやく)を得ると説きました。これは、単なる宗教儀礼ではなく、身体の健全性や精神の安定を含む包括的な「保全」の思想とも解釈できるでしょう…。 ー(とすると・・・)ー
○ 空海がその先駆けであるのでは! ○
・「身体保全法」という言葉の定義次第では、空海がその先駆けであるという説は正しいかもしれませんね!その言葉に「身体と精神の調和を図る修法」という意味を込めているなら、空海こそがその思想の先駆者と呼ぶにふさわしいかもしれません。 ・この説は、空海の「加持祈祷」がどのように庶民の病や災厄に対応していたか、また例の満濃池の修繕など、【身体と環境の保全】を一体とする思想などに通じていると感じませんか。<中国では現在も空海の偉業については絶賛が絶えません>
・「天明山不動堂」に伝授される文献による 章ー (了)
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‐般若心経 (玄奘三蔵法師 作)現代語訳‐
🧘♂️空海と『般若心経』ー玄奘三蔵法師作ー
『般若心経(はんにゃしんぎょう)』は、仏教の中でもとても有名なお経で、「すべてのものは空(くう)である」という教えを中心に、苦しみから自由になるための智慧(ちえ)を説いています。
そして、このお経を深く読み解いたのが、真言宗の開祖・空海(くうかい)です。空海は、ただの「短いお経」としてではなく、『般若心経』の中に仏教のすべての教えが凝縮されていると考えました。
🌟空海の見方のポイント
- 『般若心経』は悟りのエッセンス。 空海はこのお経を「大般若菩薩の悟りを表す真言(しんごん)」だと考えました。 つまり、仏さまの深い気づきが、短い言葉の中にギュッと詰まっているということです。
- すべての仏教の教えが含まれている。 空海は『般若心経』の中に、 仏教のさまざまな宗派(華厳・天台・法相など)の教えがすべて含まれていると説いています。まるで、たった一枚の紙に、仏教の宇宙が広がっているようなイメージでしょう。
- 「空(くう)」の教えを日常に活かす 。 空海は「空」という考え方を、ただの哲学ではなく、私たちの生き方に役立つ智慧として伝えました。たとえば、「悩みや苦しみも、実体がないからこそ乗り越えられる」といった考え方です…。
・空海は、『般若心経』を通して、「悟りは遠くにあるものではなく、自分の心の中にある」と教えてくれました。皆さんが悩んだり迷ったりするときも、このお経の言葉が、心の中の静けさ、力を思い出させてくれるかもしれません…。
🌿もし、職場や学校で「空」ってなんだろう? と感じたら、空海の言葉を思い出してみてください。「空」は、何もないことではなく、すべてがつながっているということです。それは、友達や家族との関係にも通じる考え方ですね…。
・ここで唐突ですが玄奘三蔵法師<西遊記でお馴染みの>さま登場です!
ー玄奘(げんじょう)三蔵法師の奇跡の旅ー
ー🌿命がけの旅立ち !ー
・玄奘師は13歳で僧侶となり、仏教の教えに深く魅了されました。しかし、中国に伝わっていた経典には矛盾が多く、「本当の教えを知りたい」と思い、インドへ行く決意をします。 当時、海外渡航は厳しく禁止されていたため、彼は密かに国を抜け出すという危険な選択をしました…。 <A.D 629年 インドへ密かに出国旅立つ>
🌵・玄奘師ゴビ砂漠を一人で越えるー<・孫悟空・猪八戒・沙悟浄・玉龍(三蔵により救われ弟子に)>4人は”物語“には登場…!
・旅の途中、ゴビ砂漠という命を落とす者も多い過酷な地を、水も食料も尽きた状態で一人で横断しました。矢が飛んでくる危険地帯も通り抜け、魑魅魍魎に襲われながらも、仏法のために一歩も引きませんでした。 -(奇跡)ー
🏔ヒンドゥークシュ山脈を越えてー
・中央アジアを経て、険しいヒンドゥークシュ山脈を越え、ついにインドへ到達。ナーランダー僧院で長年学び、600冊以上の経典を持ち帰るという偉業を成し遂げました。彼が求めていたのは、断片的な漢訳ではなく、原典そのもの。
📚翻訳という新たな挑戦ー
・帰国後(AD.645年に帰国)は、持ち帰った経典の翻訳に取り組みますが、生涯をかけても3分の1しか訳せなかったほどの膨大な量。それでも彼の訳は非常に正確で、今でも日本の寺院に保存されているものもあります。
・つまり、旅と学びに費やした年月は約16年!
・彼の言葉「仏法のためなら、たとえ道なかばで死んでも後悔はない」は、まるで風に揺れる竹のように、しなやかで強い意志を感じさせます。
★奇跡の御経・『般若心経』誕生★ 262文字 ・「空」の思想が凝縮
🌸玄奘と空海、 そして般若心経 善男善女の心に響く智慧の共有❣
・昔、唐の時代(618〜907年)に、果てしない砂漠を越えてインドへと旅した一人の僧がいました。名を玄奘<西遊記のお坊さん>中国・唐代の高僧で、『大唐西域記』の著者。没年は664年(唐の高宗の時代)。彼はただ「ありがたいお経」を求めたのではなく、真理そのものを探しに行ったのです。彼が持ち帰った『般若心経』は、たった262字ほどの短い経典。でもその中には、宇宙の深淵と人の心の迷いを照らす光が込められていました…。
・そして時を経て、空海 <誕生年は774年(宝亀5年)、入定(にゅうじょう=死去)は835年4月22日(承和2年3月21日)というもう一人の偉大な僧が現れます。彼はこの『般若心経』を、密教の眼で読み解きました。空海は言いました──「迷いも悟りも、遠くにあるものではない。すべては自分の心の中にある」と…。 空海〈幼名:真魚)は玄奘後凡そ 1世紀(110年後)に誕生。 偉人達のリレ―・バトンタッチの凄まじさを感じるのは私だけでしょうか?
・もし貴方が「自分って何だろう」と悩むなら、般若心経はその問いに静かに寄り添ってくれる。「色即是空、空即是色」──この言葉は、見えるものも見えないものも、すべては変わりゆくものだと教えてくれる。だからこそ、今の君の不安も、やがて風のように過ぎ去る…。
・玄奘師は「知ること」の力を信じ、空海師は「感じること」の深さを伝えた。二人の教えは、まるで両手のように、貴方の心を包み込む…。
・般若心経は、暗記するものではなく、感じるもの‼ それは、貴方が自分自身を見つける旅の地図。迷ってもいい。立ち止まってもいい。でも、耳を澄ませば、きっと心の奥から「空(くう)」の声が聞こえてくる…。

・玄奘は生死を分けたゴビ砂漠を必死な形相で歩く、必死に足を進める、インドへの聖なる道なき道を! 一心不乱に。

・空海は、讃岐国(現在の香川県)に生まれ、唐で密教を学び、日本に伝えました。高野山や東寺の創建、庶民教育のための大学「綜藝種智院」設立など、社会事業にも多大な尽力。 また、空海弘法大師さまは 3度改名ー ” 如空 ” → ” 教海 ” → ” 空海 ”と。
🍂・玄奘が旅したシルクロードの先に、空海が密教を受け継いだという流れを思うと、時空を超えた仏教の縁が感じられますね…、まさに奇跡です。
🍂 (玄奘 と 空海)の章 <了> ‐RYOUSYOU‐ **********************************************************************************************************
‐釜鳴‐“音の護摩”

不動の法鼓「釜鳴」
⁂ 天明山不動堂 秘法「釜鳴(かまなり)」厳修のご案内
— 米・水・火・音 静謐のうちに成就す —
🔥⁂「米は命の光――空海の釜鳴の秘法」 🔥⁂ 釜鳴は心の法鼓 🔥⁂博多に響く―不動の法鼓「釜鳴」 🔥⁂《元寇//鎌倉武士//不動の法鼓「釜鳴」
🔥空海直伝の所作を令和の現代に!
・『五感で覚える、空海の知恵』
・【空海の系譜“釜鳴”――米・水・火・音で心を調える秘法。】
⁂天明山不動堂に伝わる秘法「釜鳴」は、他寺社の道具・作法と全く異なります。空海直伝の系譜に拠る、素朴にして嚴なる所作──蒸籠(せいろ)と昔ながらの御釜、清浄の水、そして秘伝の米量、それだけを以て修す空海直伝の所作に元ずく秘伝【釜鳴】。
⋆演出も誇張もなく、般若心経は真剣に唱えられ、時に全くの無音のまま終わることもありますー。
*見えざる米の状態を感知する「不動力」**が試される刹那、 導師RYOUSYOUは全身を以て専心いたします。
⁂これは見世物ではありません。心をただす厳粛の法会ですー。
ご参座の心得
・目的の純正:物見遊山・話題作りの来堂は固くお断りします。
・沈黙の作法:入堂より退堂まで私語厳禁。撮影・録音・配信不可。
・供米:米は当堂にて秘伝量を秤量します(持参不要)。
・身支度:清潔・簡素な装い。強い香料・過度な装飾はご遠慮ください。
・体調:体調をこわされた方は事前にお申し出ください。
~天明山不動堂合祀大祭~ 何故、 11月23日(祝)!
= 秘法「釜鳴(かまなり)」厳修のご案内 =
・日時:令和7年11月23日(祝)・宮中≪新嘗祭≫に合わせ斎行
・祭事:午前10:00 開始(合祀大祭)/ 午前11:00 頃 ”釜鳴神事”
・祭神・本尊:不動明王/八海山大神/古峰大神/正一位妻恋稲荷大神 (空海所縁の四柱 合祀祭)
・会場:天明山不動堂(〒950-0081新潟市中央区三和町3番5号)
🌾✨【 秘法『釜鳴(かまなり)』 】
― 新嘗祭 × 釜鳴神事 ―「いのち、鳴りわたる日」
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⁂ 湯が鳴る。釜が歌う
大地の息が天へ昇り、
天の光が、再び地へ降りそそぐ。
⁂ この日、宮中では「新嘗祭」
天地の恵みに、感謝の祈りをささげる日。
⁂ そして天明山では「釜鳴神事」
沸きたつ湯音は、宇宙の心臓の鼓動。
米は命。湯は祈り
そして君の鼓動もまた、
この宇宙のリズムの中にある!
⁂ 命に、ありがとう。—未来に、ひとつの祈りをー❢ ⁂
⁂「宇宙の音を聴け—その釜鳴こそ、君の 命の声。」
⋆AM11:00 頃 ”釜鳴神事” 鳴らすために集うのではありません。
・聴きうる心をととのえるために集います。
‣ご参座について(重要)
- 定員:堂内手狭のため 30名・予約制(先着順)〆切11月20日(木)
- 受付(釜鳴神事):午前10:45 より(静坐席にご案内)
- 所作:入退堂まで私語厳禁/撮影・録音・配信不可
- 供米:当堂にて秘伝量を秤量(持参不要)
- 志納:任意
- 装い:清潔・簡素(強い香料はご遠慮ください)
・参座願をお出しください。
TEL:025‐244‐2805 / E-mail:hudoudou1@outlook.jp
(満席になり次第締切らせていただきます)
・他/申込・お問い合わせ<御朱印・宿曜経で個人を知る>
=主催・導師:RYOUSYOU(量照) 天明山不動堂=
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₌命をつなぐ祈り₌
・人は誰しも、心の奥に灯を持っています。
その灯が弱まるとき、祈りは静かに、再び火をともします。
山は語らずとも、訪れる者の心を包み、
・祖先の声は、風や光となって私たちを見守っています。
・ この合祀祭は、過ぎし日々を悼み(いたみ)、
今を生きる力を新たにする、感謝と再生の儀です。
・ 私たちは、いのちの継ぎ手として、
「今日」という一日を丁寧に生きる責任を負っています。
どうか心を正し、胸を張って生きてください…。
苦しい日も、悲しい夜も、
・不動明王の火焔(かえん)のごとく、あなたの心には揺るがぬ力
が宿 っています。
・見えないご加護は、必ずあなたを支えています。
そのことを信じ、歩みを止めぬ者にこそ
新しい光が射します。
どうか今日を、生き抜く勇気と誇りを胸に。
・天明山の御前にて、あなたの平安と奮起を祈ります。 ‐合掌‐
(RYOUSYOU)
₌秋季 合祀祭ならびに 釜鳴神事のご案内₌
謹啓 錦秋の候、皆さまには益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は天明山不動堂の護持発展に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、恒例の秋季合祀祭を下記のとおり厳粛に執り行い、
引き続き、古来より伝わる神秘の釜鳴神事(かまなりしんじ)を斎行いたします。
本年も、皆々様の家内安全・無病息災・所願成就をお祈り申し上げます。
つきましては、祭事の準備および玉串奉奠の都合により、
ご参列は事前申込制とさせていただきます。
尚、堂内手狭なことと参拝者の安全維持の為に定員制とさせて戴きます。 ー恐縮ながら満席の際はご容赦くださいー
【祭典次第】
・日 時…令和七年十一月二十三日(祝・勤労感謝の日)
・午前十時 合祀祭
・午前十一時頃 釜鳴神事(かまなりしんじ)
・場 所…天明山不動堂(〒950-0081 新潟市中央区三和町3番5号)
(☎025-244‐2805 ・mail…hudoudou1@outlook.jp )
・祭 主・・・量照(RYOUSYOU)
・定 員・・・30名(申込先着順)
・申込方法・お電話またはメールにて、御氏名をお知らせください。
(・次年用の御札希望の有・無もお知らせ下さい)
・申込期限・・・十一月十八日(月)〆切
⁂ 本年も皆さまの真心とともに、空海・弘法大師所縁の” 不動明王・八海山大神・古峰大神・妻恋稲荷大神”の御神徳を仰ぎ、 清浄なる”祈りの場”を共にいたしたく思います。
どうぞ普段着でご参列くださいますよう、謹んでご案内申し上げます。
謹白 令和七年 十月吉日
天明山不動堂 主宰 Ryousyou
《追伸》 ◎“釜鳴神事” に関する詳細は【NEWホームページ】⇒ 【” https://ryousyou.net “】 で是非ご覧ください。
“お大師様”との二人旅(長時間の旅)に、お付き合いくださいまして 有難うございました…ー<同行二人の旅はまだまだ続きます!>ー//

